朝寝ぼう -aiko

aikoの「朝寝ぼう」をたまたま、
めちゃくちゃ久々に聴いたんやけど

昔よく聴いてて、とにかく歌詞が好きで
バラードやのにどっか爽やかで
異常が含まれてるのに日常って感じ

大声で泣いて生まれたの
我慢して恋を一つ知ったの

これさ、大声で泣いて生まれたのっていう
一文があるだけで
その我慢した恋が人生の中の一地点で
凄く大きなものやったんやなって感じるやん

今じゃなくてこれまでのことにも
これから先にも、目を向けてる感じ
それが正しい正しくないの話ではなくて
それくらい、自分にとって人生やったもの

これから先、いつかきっと思い出すやろな
って今思うことって
生きてて色んなことがあっても
そう多くないと思うねんな
例えば、この曲を聴いたら思い出すとか
雨が降ったら思い出すとか
あの匂い、あの場所、あの日とか

今は泣くよりも笑う方がいいのってとこも
私がこの歌を知ったとき
自分の中では人生の大きな転機で
気持ちはユレッユレに揺れててんけど
いいやんいいやん!いっちゃえー!って
軽々しく判断できるようなものでもなくて
これまでの馬鹿みたいに重くなった時間と
今の気持ちだけを天秤に掛けて
悩んで悩んで、結果出した答えは今で、でも
それでほんまに良かったんかなと思ってて
そんときに、このフレーズを知って
私の選択はこれやなと思って、泣いた(笑)

ずっといつかのことを考えてて
今を大切にしたことなんか無かったな
ずっと、いつかのために今があった
それが悪かったとは思わんけど
そんなん寂し過ぎる
いつかのためにってし続けた選択を
今笑うためだけにやめた
最後のチャンスなんじゃないかと思った
それは重かったけど、苦しかったし、
これまでの時間に
意味を付けてあげられへんかったけど
人生意味があることばっかりちゃうねんな
嫌やったことほどその意味を求めてまうけど
あの時間には何の意味もなかった
でも無駄じゃなかった
私の中では色んなことがあったから

凄く良いタイミングで聴いた歌やなと思って
もう随分過ぎてしまった頃のことを
久々に思い出した

いつかが来たな

/そろそろ面白いテレビが始まる2025

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